指揮は元福工大城東の武田邦彦先生

「吹奏楽の神様」屋比久勲先生の跡を継いで福岡工業大学附属城東高校吹奏楽部の顧問となり、同部を全国大会に7回(うち金賞3回)に導いた武田邦彦先生。

昨年度はピンチヒッターということで1年限定で福岡県立門司学園中学校・高等学校吹奏楽部の指揮者を務めたことは本サイトでもお伝えしました。

実は、武田先生は今年度も門司学園中学校と高校、両方の指揮者を継続して務めています。

そして、吹奏楽コンクールでは福岡県大会でいずれも県代表に選ばれ、8月24日(中学生)・25日(高校)に行われる九州大会への進出が決定。さすがの指導力に注目が集まっています。

さて、そんな門司学園中学校・高校吹奏楽部が、九州大会を目前に控えた8月15日(木)、北九州ソレイユホールにて定期演奏会を開催します。

中学校・高校共通で選んだ課題曲《行進曲「勇気の旗を掲げて」》を合同演奏するほか、中学校は樽屋雅徳作曲《無辜の祈り》、高校は福島弘和作曲《アウレア レゲンダ》とそれぞれの自由曲も披露するとのこと。

ポップスメドレーなどもあり、真剣さと楽しさが味わえるコンサートになることでしょう。

ぜひ足をお運びください。

★コンサートの詳細は下記画像を参照してください




★夏の読書に…… オザワ部長最新刊は沖縄とオランダが舞台★
『いちゅんどー!西原高校マーチングバンド

〜沖縄の高校がマーチング世界一になった話〜

いちゅんどー

 沖縄県立西原高校マーチングバンドが2022年に世界音楽コンクールでワールドチャンピオンに輝いた事実をもとにし、「音楽のオリンピック」で世界一を目指した高校生たちの青春を描く小説。

 タイトルの「いちゅんどー!」とは、ウチナーグチ(沖縄の言葉)で「行くぞー!」という意味。

 心に傷を負って東京から沖縄へやってきた美久(ミーク)は、ひょんなことから西原高校マーチングバンドの部長・ユーイーと出会い、カラーガードの一員として活動を始める。

 西原高校マーチングバンドの目標はオランダで4年に1度開催される「音楽のオリンピック」、世界音楽コンクールでワールドチャンピオンを獲得すること。

 バレエの経験がありながら、初めて取り組むカラーガードの演技に苦戦する美久。

 一方のユーイーも、新顧問の良吾先生に部内をかき回されてオランダ行きに暗雲が垂れこめ……。

 ひたむきな練習の日々に、恋や家族、沖縄の歴史や神話が絡み合いながら、美久たちは青春のまっただ中を駆け抜けていく——。

(新紀元社より2024年7月2日発売/電子書籍版あり)

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