沖縄を舞台に部活、友情、恋、音楽、神話…そして青春を描く!
マーチングの名門として知られる沖縄県立西原高等学校マーチングバンドは2022年、「音楽のオリンピック」とも呼ばれる世界音楽コンクールで初のワールドチャンピオンに輝きました。
オザワ部長の最新刊『いちゅんどー!西原高校マーチングバンド 〜沖縄の高校がマーチング世界一になった話〜』はその実話をもとにして生まれた小説です。
「あぁ、マーチングってなんて楽しいんだろう!」
2022年春、東京にいる母親のもとを去り、別れた父の住む沖縄にやってきた17歳の少女・「ミーク」こと鷹栖美久は、同い年のウチナーンチュ(沖縄の人)である「ユーイー」こと赤嶺唯衣に出会う。
名門の沖縄県立西原高等学校マーチングバンド部に所属するメロフォン奏者のユーイーは、この年の夏、5年ぶりにオランダ・ケルクラーデ市で開催される世界音楽コンクールで世界一になることを目標にしていた。そして、心に傷を抱えたミークもひょんなことからマーチングバンド部に入部し、幼いころから続けてきたバレエの経験を活かしてカラーガードの一員として活動することになるが――。
沖縄のまばゆい太陽の下、ワールドチャンピオンを目指した高校生たちの琉球青春ストーリー!
「いちゅんどー!」とは、ウチナーグチ(沖縄の言葉)で「行くぞー!」という意味。
ウチナーグチはもちろん、気候風土や民謡、伝統と文化、重い歴史、神話など初めて知る「沖縄」に触れた美久が、ユーイーたち西原高校の部員たちとともにマーチングに打ち込みながら、自分自身の存在や過去の傷と向き合い、「ワールドチャンピオン」という大きな目標に向かって突っ走っていく物語。
吹奏楽やマーチングの経験がある方はもちろん、まったく経験のない方でも、ひたむきな青春が輝く感動ストーリーとして楽しんでいただける小説です。
ぜひご一読ください!
【2024年7月2日発売(新紀元社・刊)】
★Amazon➡ https://amzn.to/3x3ffBV