委嘱は酒井格さんの《メルヘン》に

2024年度の吹奏楽コンクール課題曲が発表されています。

全日本吹奏楽連盟公式サイトより(http://www.ajba.or.jp/00ajba/01_coucours/kadaikyoku/info20230609.htm

2023年度もそうでしたが、一瞬「あれ、4曲しかない?」と思ってしまいますね。

まだ課題曲の順番は決まっていませんが、どの曲のタイトルにもポジティブな単語が並んでいます。

そして、委嘱作品は《たなばた》《森の贈り物》などで知られる人気作曲家・酒井格さんの《メルヘン》。これまでの例からすると「課題曲III」になる可能性が高いですね。

いったいどんな曲になるのか想像が膨らみます。

ちなみに、小説『空とラッパと小倉トースト』では酒井さんの《森の贈り物》をクライマックスのキーとなる曲にしているので、この《メルヘン》もとても楽しみです。

参考音源が発表されるのを期待して待ちましょう。




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『空とラッパと小倉トースト』あらすじ】
「うちの名前は美森! 美しか森から来よった美森ばい!」
 とある事情で福岡県南部の山奥から愛知県名古屋市へひとりやってきた天涯孤独の少女・天川美森
 天才トランペット少年・安曇響と出会ったことをきっかけに、名門として知られる愛知名晋高校吹奏楽部に入部する。
「うち、入るったい! 吹奏楽部!」
 個性的な仲間たちとともに部活に没頭する中で、ド素人だった美森はトランペットの才能に目覚め、やがて響のライバルへと成長していく。一方、美森の生い立ちを巡って、周囲の人々の人生が複雑に絡み合い——。
「うちにはもう、本当に本当に音楽しかなかけん」
 最後の全国大会、自由曲《森の贈り物》のソロが会場に響き渡る。果たして、それを奏でたのは誰なのか……?
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