読めば心が元気になる感動ドラマ!

4月22日、ポプラ社からオザワ部長も参加した書籍『青春サプリ。 乗り越えられない試練なんてない』が発売されました(電子書籍版もあります)。

この本は吹奏楽部、競技かるた部、卓球部、柔道部、サッカー部という5つの部活動に青春を燃やす学校のドラマを取り上げたドキュメンタリーです。

とはいえ、内容は小説のようなストーリータッチで書かれており(注釈もあります)、未経験の人でも楽しめるようになっています。

イラストレーター・くじょうさんの繊細なイラストが素敵なカバー。

今回、オザワ部長が執筆したのは「最強の中学校バンド」とも呼ばれる北海道の北斗市立上磯中学校吹奏楽部

2019年まで5年連続で全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞しており(全6回出場、すべて金賞)、《フェスティヴァル・ヴァリエーション》《ルイ・ブルジョアの讃美歌による変奏曲》《吹奏楽のための交響曲「ワイン・ダーク・シー」》《ブリュッセル・レクイエム》といった超難曲を中学生とは思えないテクニックと熱量で演奏。全国にファンも多い注目のバンドです。

ストーリーは、まだ上磯中学校が全国大会に一度も出場したことがなかったころから始まります。

全国大会出場を夢見て、年度が変わるずっと前から自由曲を決め、練習を重ねていた部員たち。ところが、そんなときに降って湧いた顧問の先生の異動の知らせ……。

そして、新たに隣町からやってきた中條淳也先生を、当初部員たちは受け入れようとしませんでした。

こんなイラストや欄外の注釈などもあり、とても読みやすくなっています。

ところが、部長であった3年生のカイトは中條先生の指導力と音楽性に可能性を感じ、「俺は、中條先生の指揮で全国大会に行きたいと思っている。先生となら、きっと行ける」と部員たちに熱く語りかけ、部内をまとめていきます。

そして、部員たちは中條先生の指導のもと、「暗譜」という強みを活かし、「気迫」を音楽に込める方法を学び、夢の全国大会へと突き進んでいきます。

そんな「最強の中学校バンド」の始まりの物語、ぜひ多くの方にお読みいただきたいです!

目次です! 他の部活のストーリーもぜひ読んでみてくださいね!

●ポプラ社公式サイト