担当プロデューサー・山谷さんからの特別メッセージも!

これまでオザワ部長が『吹部ノート③』(KKベストセラーズ)や『旭川商業高校吹奏楽部のキセキ 熱血先生と部員たちの「夜明け」』『吹奏楽新時代の指導メソッド』(ともに学研プラス)などで取り上げてきた北海道旭川商業高等学校吹奏楽部と名物顧問の佐藤淳先生

これまで全日本吹奏楽コンクールに10回出場。合唱曲《夜明け》が生まれた学校としても知られていますが、何より胸を打つ演奏や活動から、日本中に多くのファンを持つ吹奏楽部です。

2021年は定年退職を目前に控えた淳先生のラストイヤー。

オザワ部長もたびたび旭川などに足を運んで取材してきましたが、そこでよくお会いしたのがSTV 札幌テレビ放送のスタッフの皆さんでした。

笑顔で指揮をする名物顧問・佐藤淳先生(※写真・STV提供)

同時期に、NHKのドキュメンタリーの取材で映画監督の瀧本智行さん(『旭川商業高校吹奏楽部のキセキ』にも登場していただきました)もいらっしゃっており、「夜明け〜先生と子どもたちの最後の夏」「夜明け〜先生と子どもたちの卒業」という2本の番組が放送されて大反響を巻き起こしました。

歴代の教え子たちとのコンサートで指揮をする佐藤淳先生(※写真・STV提供)

そして、いよいよ6月5日(日)15:00からSTVにて「どさんこドキュメント 日々、タクトにのせて 〜淳先生の卒業〜」という番組が放送されます。

今回の放送に当たり、なんと番組のチーフプロデューサーを務める山谷博さんから本サイトに特別メッセージをいただきました。

メディアのプロデューサーとして、アーティストや音楽関係の方とお仕事をする機会が多いのですが、いつも思い感じるのは「音楽のチカラ」です。

それは音楽のジャンルも、プロ、アマチュアも関係なく、音楽というものが持っている力強いメッセージ性にクリエイターである僕らはいつも惹きつけられてしまいます。

吹奏楽もまた、その力強いチカラを持っています。

でもそのチカラの源は音楽を奏でる「人」なんだと思います。

人が音楽のチカラを信じてこそ、いい音楽は聴く人の心に響きます。

旭川商業高校吹奏楽部、それを指導する佐藤淳先生がこれまでおよそ30年にわたって作り上げてきた「音楽のチカラ」に私たちは強く惹かれ、今回は60分のドキュメンタリー番組にして放送します。

感じてほしいのは、やはり「音楽のチカラ」です。

そこには、部活動とは、先生と部員、生徒とは、そして教育とは、などなどいろいろな視点もありますが、観ていただいて、こんな部活に入ってみたかったな、吹奏楽って楽しそうだな、と思ってもらえれば、それは私たちも「音楽のチカラ」を届けられたのだと思います。

オザワ部長の書かれた『旭川商業高校吹奏楽部のキセキ』もまた「音楽のチカラ」を感じる本でした。

私たちも私たちなりの表現で「音楽のチカラ」を描きますのでぜひみていただければと思います。

(札幌テレビ放送チーフプロデューサー 山谷博)

「吹奏楽の聖地」で旭商・愛知工業大学名電高校の合同バンドを指揮(※写真・STV提供)

「音楽のチカラ」を信じる山谷さんの心に旭川商業高校吹奏楽部の音楽や活動が響き、制作された「どさんこドキュメント 日々、タクトにのせて 〜淳先生の卒業〜」。

きっとオザワ部長の書籍やNHKの番組とはまた違った視点から、高校生たちのピュアな演奏や部活動、淳先生の熱い指導や言葉が描き出されていることでしょう。

残念ながら放送は北海道内のみとのことですが、北海道の皆さんはぜひともご覧になってください。

旭商で日々振り続けたタクトが最後を迎えるとき(※写真・STV提供)

なお、番組公式サイトにはディレクターの松浦佳奈さん、山谷さんのメッセージも掲載されています。

旭川商業高校吹奏楽部や淳先生、音楽への思いや番組制作の裏側などが伝わる内容になっていますので、公式サイトもご一読ください。

※以下、6月1日追記※

番組のナレーションをジャニーズの風間俊介さんが担当されることが発表されました。

かつてドラマ「3年B組金八先生」で存在感を放っていた風間さん。いまも多方面でご活躍中ですが、どんな番組になるのかますます楽しみです。

【番組詳細】
STV 札幌テレビ放送
「どさんこドキュメント 日々、タクトにのせて 〜淳先生の卒業〜」
●放送日:2022年6月5日(日) 15:00〜16:00 (※北海道ローカル)
●公式サイト:https://m.stv.jp/tv/topics/tact.html




★旭川商業高校吹奏楽部を描いた本★