朗読と音楽のクロスオーバー

3月16日に発売されるオザワ部長の新作小説『空とラッパと小倉トースト』(Gakken刊)。

これまでも図書館イベント等でご一緒している吹奏楽指導者にして日本朗読文化協会の会員でもある佐藤千佳先生が、本作の出版記念イベントを企画してくださいました。

タイトルは、『「吹奏楽×小倉トースト」が小説になるまで』

作中でポイントとなるパートを千佳先生が朗読しながら、武蔵野音楽大学のサクソフォン4重奏ルクスサクソフォンカルテット」が作中に登場する曲などを演奏する、というクロスオーバーな内容です。

以前も自分の作品を千佳先生に朗読していただいたことがありますが、文字を目で追うのとはまた違った感じ方、味わい方ができるのが(自作ながら)とても新鮮でした。

音楽はもちろん、文学、絵画、詩などあらゆる芸術にとってイマジネーションは命であり、心臓であり、翼です。

朗読によって文字に書かれた物語が音として耳から入る体験は、読書とはまた違ったイマジネーションを掻き立ててくれます。

ぜひみなさんにも朗読の面白さを感じていただきながら、『空とラッパと小倉トースト』の世界に触れていただけたら嬉しいです。すでに出版後なので、読んでから来ていただいてもいいですし、朗読から入っていただいてもかまいません。

ルクスサクソフォンカルテットの演奏もぜひご期待ください。

ルクスサクソフォンカルテット(國吉千聖、古庄佑衣、境野翔、富谷康徳)

【ルクスサクソフォンカルテット・メンバー】
ソプラノ・國吉千聖●4年生・武蔵野音楽大学附属高校出身
アルト・古庄佑衣●4年生・玉名女子高等学校出身
テナー・境野翔●4年生・埼玉県立伊奈学園総合高等学校出身
バリトン・富谷康徳●4年生・長崎県立壱岐高等学校出身

また、吹奏楽の強豪として知られる愛知工業大学名電高校吹奏楽部の全面協力を受けながら執筆した本作の制作裏話などもお話ししたいと思っています。

小説『空とラッパと小倉トースト』のあらすじなどはこちらでご確認ください。

当日は会場で書籍の販売も行います。当日購入でも事前購入でも、書籍をお持ちの方にはサインをさせていただきます。

さらに、早稲田吹奏楽団のクラリネット6重奏や、佐藤千佳先生の門下生による演奏など、管楽器アンサンブルのコンサートも楽しんでいただけます。

会場はオザワ部長の地元である東京都練馬区の光が丘美術館。美術館で朗読やコンサートを楽しめるのはなかなかレアで面白いなことではないかと思います。東京23区とは思えない、とても落ち着いた雰囲気の美術館ですが、都営大江戸線光が丘駅から徒歩3分とアクセス抜群です。

(余談ですが、美術館に併設された古民家風そば処「桔梗屋」のおそばもとっても美味です!)

ご来場いただける方は、本サイトやSNSからオザワ部長までお名前・枚数をご連絡いただくか、光が丘美術館までお電話でお申し込みください(☎︎03-3577-7041)。会場でチケットをお取り置きできます(お支払いは当日会場にて)。

こちらから申し込めるのは先着20名までとなっており、すでに予約も入りつつありますので、ご希望の方はお早めにご連絡ください。

新年度がスタートしたばかりの春の日に、小説・音楽・美術(+おそば?)のひとときをともに過ごしましょう。