コロナによりオンライン開催

全国高等学校総合文化祭(総文祭、総文)は、毎年8月に開催されている、各都道府県の代表の高校生による文化の祭典です。

開催地は毎年変わり、今年は高知県で「2020こうち総文」が行われる予定でした。しかし、新型コロナウイルスの影響により、オンラインでの「ウェブそうぶん」と形を変えて開催されることになりました。

総文祭では、演劇・合唱・写真・美術・将棋・弁論・小倉百人一首かるた……などなど様々なジャンルの文化系の行事・大会が行われます。

もちろん、その中には吹奏楽部門もあります。

ウェブそうぶんの吹奏楽部門ページ(https://www.websoubun.com/html/dept/wind/)

今回のウェブそうぶんでは、38の都道府県の代表校(高知は選抜吹奏楽団)の演奏動画が公開されています。 ※執筆時点ではまだ公開されていないものもあります。

コロナ禍という状況のため、体育館や音楽室、無観客のホールなどで録画したものも多くあります。

本当ならば、高知県に行って披露するはずだった演奏……。

けれど、動画を見ていると、高校生の皆さんの笑顔や演奏からは、総文祭が中止にならなかったこと、オンラインであっても開催されたことを前向きに受け止めていることが伝わってきました。

全国各地の高校生たちの思いがネットを通じてつながりあった総文祭の演奏、ぜひ皆さんもご覧になってください。

北海道の名門、漫画「青空エール」のモデルにもなった北海道札幌白石高校吹奏楽部のページ(https://www.websoubun.com/dept/wind/page/001.html)

なお、「吹奏楽部門生徒実行委員会」のページには、何年もかけて今年のために準備してきた歩みが掲載されています。これを見ると、やはり高知で開催できなかったことがとても残念に思われてなりません。

ウェブそうぶんには、実行委員の皆さんの思いも詰まっているのです。

なお、「吹奏楽部門生徒実行委員会」のページには、各代表校の《宝島》の演奏動画を編集でひとつにまとめたリモート動画もあります。ぜひご覧ください。

ウェブそうぶんは10月31日までの公開です!





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