作曲家デビューのチャンス!?

皆さんは島根県川本町(かわもとまち)をご存知でしょうか?

島根県中部にある自然がいっぱいのこの町は、1960年代から80年代にかけて島根県立川本高校吹奏楽部(現・島根中央高校)が全日本吹奏楽コンクールで活躍したことから、1985年に「音楽の町」を宣言。

また、町の活性化事業として「緑にこだます音楽の里」計画を策定し、音楽とともにある町づくりがなされています。

そんな川本町にある温泉施設「湯谷温泉 弥山荘(みせんそう)」がなんと吹奏楽作曲コンクールを開催することになりました!

テーマは、湯谷温泉弥山荘をイメージできる曲想。川本町の歴史や文化、自然などを用いても良いとのこと。

まだ川本町を訪れたことがない方は、まずは弥山荘のPR動画を観てみてください。

作曲の条件としては、中学校や高校の吹奏楽部でも演奏が可能な難易度で、演奏時間は10分以内。

募集期間は2020年5月31日〜10月31日

審査員長は、2015年度の吹奏楽作曲コンクール課題曲V《暁闇の宴》の作曲などで知られる朴守賢(ぱく すひょん)さんです。

ユニークなのは、審査員に弥山荘の支配人である谷和泉さんが入っていることに加えて、地元の川本中学校吹奏楽部や島根中央高校吹奏楽部も名を連ねていること。

現役の中高生が作曲コンクールの審査員になるのはなかなかないですよね!

また、応募者全員に「参加賞」として川本町の特産品が、2次審査で島根中央高校吹奏楽部の部員の投票数がもっとも多かった作品には「学生賞」として5万円が進呈されます。

気になる「グランプリ」ですが、1名に賞金10万円が進呈されるとのこと。

応募は公式サイトのフォームから。

作曲家デビューのチャンスになるかもしれません。ぜひ詳細をご確認の上、チャレンジしてみてくださいね!