強豪校、実力校など多彩な顔ぶれが魅力
日本音楽教育文化振興会のサイトにて、2024年度の日本管楽合奏コンテストの出場団体が発表されています。
今年は記念すべき第30回の大会。
全国大会は10月26日の中学校B部門からスタートします。
2024年10月26日(土) 中学生B部門
2024年10月27日(日) 高校生B部門
2024年11月02日(土) 中学生A部門
2024年11月03日(日祝)小学生部門
2024年11月04日(月) 高校生A部門
2024年11月10日(日) 中学生S部門・高校生S部門
ちなみに、日本管楽合奏コンテストの部門名のAとBは吹奏楽コンクールとは反対で、Aが小編成、Bが大編成となります。また、それ以外にS部門という極小編成部門もあります。
日本管楽合奏コンテストの魅力は、やはり出場団体の顔ぶれの多彩さ。
なかなか全日本吹奏楽コンクールには出場が叶わなくても、全国にはたくさんの魅力的なバンド、実力のあるバンドがあります。もちろん、全日本吹奏楽コンクール常連校も素晴らしいです。
そういった団体が一堂に会するのが日本管楽合奏コンテストです。
たとえば、高校生B部門を見てみると、春日部共栄高校や市立柏高校、習志野高校、光ヶ丘女子高校、大阪桐蔭高校……といったいわゆる強豪バンドに加えて、旭川商業高校、高岡商業高校、東海大学付属静岡翔洋高校、おかやま山陽高校、尼崎市立尼崎双星高校、鹿児島情報高校……などなど、注目のバンドが多数出場します。
高校Bだけに限らず、A部門、中学生、さらには「少人数バンドのいまが見える」S部門も見どころがたくさんあるでしょう。小学生たちのかわいらしい演奏も見逃せません。
会場の文京シビックホール、S部門が行われる尚美バリオホールも素晴らしいホールです。
ぜひ当日は各地のバンドの演奏をお楽しみください。
マーチング、沖縄、友情と恋、青春!
小説『いちゅんどー!西原高校マーチングバンド
〜沖縄の高校がマーチング世界一になった話〜』
沖縄県立西原高校マーチングバンドが2022年に世界音楽コンクールでワールドチャンピオンに輝いた事実をもとにし、「音楽のオリンピック」で世界一を目指した高校生たちの青春を描く小説。
タイトルの「いちゅんどー!」とは、ウチナーグチ(沖縄の言葉)で「行くぞー!」という意味。
心に傷を負って東京から沖縄へやってきた美久(ミーク)は、ひょんなことから西原高校マーチングバンドの部長・ユーイーと出会い、カラーガードの一員として活動を始める。
西原高校マーチングバンドの目標はオランダで4年に1度開催される「音楽のオリンピック」、世界音楽コンクールでワールドチャンピオンを獲得すること。
バレエの経験がありながら、初めて取り組むカラーガードの演技に苦戦する美久。
一方のユーイーも、新顧問の良吾先生に部内をかき回されてオランダ行きに暗雲が垂れこめ……。
ひたむきな練習の日々に、恋や家族、沖縄の歴史や神話が絡み合いながら、美久たちは青春のまっただ中を駆け抜けていく——。
音楽や部活に燃えている方はもちろん、「最近、頑張れていない自分を感じてる」「何か熱くなれるものが欲しい!」という学生や大人の皆さんもぜひお読みください!
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