卒業生、楽器コーチも参加したオール開成の演奏

静岡県では今年度の吹奏楽コンクールが行われないことがすでに発表されています。学校も部活動もストップしている状況で吹奏楽部員たちのモチベーション、メンタルなどが気がかりです。

そんな中、静岡県の浜松市立開成中学校吹奏楽部がテレ合奏動画を公開しました。

開成中学校は顧問・加藤幸太郎先生に率いられ、これまで全日本吹奏楽コンクールに6回出場。2018〜2019年は2年連続で出場していました。

コンクール中止にショックを受けていた部員もいたのではないかと思いますが、動画では皆さん元気いっぱいの演奏を披露してくれています。

演奏は、開成中学校の十八番(おはこ)である《YMCA ヤングマン》

卒業生や楽器コーチも参加している「オール開成」とのことで、テレ合奏とは思えない一体感のある演奏、サウンドの厚みも素晴らしいです。こういった機会だからこそ立場や世代を超えたコラボレーションができるのもいいですよね。

いろいろな事情もあるのだと思いますが、全身タイツの人やきぐるみの人などもいるのもユニークですね。

冒頭とラストには部員のメッセージもありますが、実に爽やかで、前向き! 静岡の中学生がこんなふうに頑張っているのだと思うと、とても励まされます。

また、加藤幸太郎先生からのメッセージもあります。

コンクールはなくなってしまいましたが、早くみんなで集まれて、一緒に同じ空間・同じ時間に先生の指揮で合奏できるようになるといいですね!

ということで、開成中学校の《YMCA ヤングマン》をお聴きください。