全日本吹奏楽コンクールを目指す高校生たちの青春!
僕の作品の中でも特に人気が高かった吹奏楽青春ノンフィクションシリーズ『吹部ノート』がついに復活します。
当時の担当編集者だったWさんにお声がけいただき、実現したこの企画。
よく各地で「『吹部ノート』を読んでいました」「『吹部ノート』のおかげで3年間部活をやりきれました」「何度も繰り返し読んで泣きました」といった声をいただいていたので、僕ももう一度できないかなとずっと思っていました。
『吹部ノート』以降も吹奏楽の取材や記事執筆はずっと続けていたのですが、やはり『吹部ノート』という「高校生たちの綴った言葉」にこだわるフォーマットを通したとき、ほかの企画にはないドラマや感動が(『吹部ノート』というフレームの中で)浮かび上がってくるのが不思議なところです。
きっとそれが『吹部ノート』のオリジナリティであり、多くの方に支持していただけた理由なのでしょう。
さて、今回は下記の6つの高校のストーリーを描きました。
- 千葉県立幕張総合高校シンフォニックオーケストラ部
- 旭川明成高校吹奏楽部
- 近畿大学附属高校吹奏楽部
- 岡山学芸館高校吹奏楽部
- 八王子学園八王子高校吹奏楽部
- 東海大学菅生高校吹奏楽部
カバー写真は幕張総合高校にご協力いただき、有名写真家の青山裕企さんに撮影していただきました。
吹奏楽部の現役部員や経験者はもちろんですが、まったく経験してない方でも小説のように読んでいただける内容になっています(小説タッチで描いていますが、すべて実話です)。
全国大会で金賞に輝いた学校もあれば、夢破れた学校もあります。吹奏楽コンクールがメインテーマではありますが、その結果にかかわらず、かけがえのない青春の輝きはまばゆく、どこまでもピュアです。
タイトルは『吹部ノート 12分間の青春』。
3月5日発売です。
Amazonほかネット書店・リアル書店では予約もスタートしています。
ぜひこの本が皆さんの心に残り、感情を揺り動かすものになることを願っています。