吹奏楽に青春をかける仲間同士の絆!
秋田県立秋田南高等学校吹奏楽部はこれまで全日本吹奏楽コンクールに32回出場している、東北を代表する名門バンドです。
今年も全国大会に出場しましたが、新型コロナウイルスの影響で部長をはじめとする20人が欠場。
どうにか38人で出場しましたが、銅賞という結果になりました。
このまま3年生は引退となってしまうのか……。
と、そこに手を差し伸べたのが、愛知県の愛知工業大学名電高等学校吹奏楽部。名電も全国大会出場が44回で、これは高等学校の部で最多出場記録となっています。
全国大会の会場、名古屋国際会議場センチュリーホールは、名電にとっては定期演奏会なども行っているホールで、学校からも近い位置にあります。
名電の顧問・伊藤宏樹先生のスピーディーな決断によって事態は動き、なんと2022年12月17日(土)に秋田南と名電のジョイントコンサートが実現することになりました。
会場はもちろん、センチュリーホール!
秋田南にとっては、あの全国大会のステージでもう一度、課題曲《憂いの記憶 – 吹奏楽のための》と自由曲《管弦楽のための協奏曲》を演奏できることになります。
もちろん、名電独自のステージもあれば、両校が音楽で友情を確かめ合う合同ステージもあります。
さらに、ブラスとダンスを融合させた「ブラダン」で人気の管楽器ユニット「MOS」のゲスト出演も決定しました。
司会はオザワ部長が務めさせていただきます。
必ずや、感動と喜びが味わえるコンサートになりますので、ぜひお見逃しなく!
12月17日、「吹奏楽の聖地」センチュリーホールへお越しください。
なお、昼には「ザ・名電ショー」と銘打ち、名電の吹奏楽部・チアリーディング部・ダンス部・情報デザイン部のコラボレーションステージが上演されます。
なんと名電吹奏楽部はダブルヘッダー。すごい!
さらに、翌日は静岡で常葉大橘高校とのフレンドシップコンサート。名電は鉄人バンドといっても過言ではないでしょう。
今年の全国大会で《森の贈り物》を感動的に演奏し、ゴールド金賞に輝いた名電の演奏。秋田南とのジョイントコンサートはもちろんですが、ザ・名電ショー、常葉大橘高校とのフレンドシップコンサートでもお楽しみください。
実は、名電は昨年も、全国大会出場の夢を断たれた北海道の旭川商業高等学校吹奏楽部に手を差し伸べ、ジョイントコンサートを開催しています。
実現するまでの経緯や感動的なコンサートの模様は『旭川商業高校吹奏楽部のキセキ 熱血先生と部員たちの「夜明け」』で描いていますので、ご興味のある方はご一読ください。