アドルフ・サックス国際コンクール優勝者の美音!
サクソフォーンの発明者である「アドルフ・サックス」の名前を冠したアドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー)。
4人に1度しかないチャンスに賭けて世界中のサックスプレイヤーが挑戦するコンクールですが、なんと昨年優勝、つまり「世界一」に輝いたのは齋藤健太さん!
日本人では原博巳さんに続く2人目の快挙でした。
NHKのニュースでも放送されたので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。
齊藤さんは若手プロ吹奏楽団のブリッツフィルハーモニックウインズのメンバーでもいらっしゃるため、オザワ部長は以前からお会いしたことがあり、ラジオ番組「Bravo Brass〜集まれ!ブラバンピープル〜」のゲストに来ていただいたこともありました。
目の前で吹いていただいたサックスの音、神々しいほど美しかったなぁ……。
その齊藤健太さんが、ついにCDデビューすることになりました!
カフアレコードからリリースされる『凱旋 GAISEN』です。
このアルバムは、アドルフ・サックス国際コンクール優勝記念として開催された「凱旋コンサート」をライブ録音したもの。
オザワ部長もさっそく聴かせていただきましたが、ライブ録音とは思えないクオリティの高さに脱帽でした。さすが世界一!
収録曲も、ソロ、ピアノ伴奏付き、ブリッツフィルハーモニックウインズを従えた協奏曲……と、齊藤さんのサックスの味わいを堪能できるバラエティの豊かさ。
ラストの《青春の輝き》は感動的で、涙腺が緩みました。
アルバム『凱旋 GAISEN』は6月17日からCDショップやアマゾンなどのネットショップで発売される予定ですが、実はブリッツフィルハーモニックウインズのショッピングページにて先行販売中。
すでに残数僅少ながら、齊藤さんの直筆サイン入りの特別バージョンも販売されています。
同じ時代、同じ国に世界一を極めたプレイヤーがいる、というのはある意味奇跡的なことです。
サックスプレイヤーのみならず、吹奏楽や管楽器を愛する多くの方に聴いていただきたい1枚です!
【収録曲】
[1] 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より アルマンド (ヨハン・セバスティアン・バッハ)
Partita No.2 in D minor, BWV1004 “1. Allemanda”
[2] 牧歌と田園風舞曲 (ルネ・コルニオ)
Églogue et Danse Pastorale
[3] 霧雨の白熱 (ブルーノ・マントヴァーニ)
L’incandescence de la bruine
ソナタ 嬰ハ調 (フェルナンド・デュクリュック)
Sonata en ut#
[4] I. きわめて中庸に、表情豊かに
Très modéré, expressif
[5] II. ノエル
Noël
[6] III. 糸を紡ぐ女
Fileuse
[7] IV. 夜想曲とロンデル
Nocturune et Rondel
[8] サクソフォーン協奏曲 変ホ長調 (アレクサンドル・グラズノフ/編曲:庄司 燦)
Concerto en mi bémol pour saxophone alto et orchestre à cordes
[9] サクソフォンとバンドのための 青春の輝き (リチャード・カーペンター、ジョン・ベティス、アルバート・ハモンド/編曲:森田一浩)
I Need to Be in Love