映画・アニメ・ドラマ・CMなど多彩に活躍

人気作曲家の大島ミチルさんが自身のTwitterにて、2025年度の吹奏楽コンクール課題曲を作曲することを発表しました。

ここ最近は「課題曲III」が全日本吹奏楽連盟の委嘱による作品になっており、2023年度は天野正道先生でした。

これまでは吹奏楽の分野で有名な作曲家が続いており、2024年度は酒井格さんの《メルヘン》となることが発表されています。

大島ミチルさんは、NHK朝ドラ「あすか」「純情きらり」、映画「海難1890」、アニメ「鋼の錬金術師」「のだめカンタービレ」などのほか、各社のCM、宝塚歌劇団などの舞台作品などにも音楽を提供しているまさに売れっ子作曲家。

管弦楽曲、室内楽曲、合唱曲といったいわゆる純音楽も作曲しています。

吹奏楽連盟としては、新しい時代の展開を意識した人選かもしれません。

ともかくも、いまから大島さんの課題曲が楽しみです!

なお、全日本吹奏楽連盟が発行している会報「すいそうがく」によると、2025年度の課題曲は大島さんだけでなく、後藤洋さんにも委嘱が決定しているとのこと。

後藤洋さんはアメリカ吹奏楽指導者協会が主催する作曲賞、オストワルド賞を受賞している日本を代表する作曲家のひとり。

吹奏楽を楽しむ学生たち、社会人に対しても非常に温かな目線を持っていらっしゃいます。

こちらも非常に楽しみです。




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