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フライパン・ビン・しゃもじだって合奏に参加できる!
長野県松本市にある松商学園高校は創立122年という長い伝統を持つ私立高校で、野球部やサッカー部など運動部が全国大会で活躍していることでも知られています。
そんな松商学園は吹奏楽部も非常に頑張っています。
今、各地の吹奏楽部やプロ奏者がチャレンジしているテレ合奏(テレワーク合奏)の動画を松商学園高校吹奏楽部が公開しているのですが、これがひと味違うユニークさがある内容なのです(※YouTube動画は記事の最後にあります)。
演奏するのは、皆さんご存知の《宝島》。
まず冒頭にチューニングの音が流れます。「これから合奏が始まるぞ!」という期待感がたかまりますよね。
そして、いよいよあの「カンカンコン、カンカンカコンコン」が……!? とおもったら、これがなんとフライパンやビン、ボウル、しゃもじ、カップ麺のカップなどを使ったものなのです!
「こんな参加の仕方もあったんだ!」と目からウロコでした。
それぞれが自宅で演奏に加わるテレ合奏だからこそ、いろいろな工夫、いろいろなスタイルがあってもいいですよね。
おなじみのメロディも最初は歌。これもなかなか良いです。
その後に観られるそれぞれのパフォーマンスはユーモアたっぷりですし(先生はワンちゃんと参加!)、楽しさも十二分に伝わってきます。
演奏のまとまりという点でもかなり質の高いものになっていますよ。
一人ひとりのメッセージが胸アツ!
演奏には松下洋さん、堺武弥さんという指導陣も参加。
松下さんのプロ奏者ならではの味のあるサックスソロも聴けますよ!
終盤には部員たちのメッセージも。
「松商吹部大好き!」「吹奏楽でみんな1つに」「今できることを。Never give up!!」といった言葉の数々に観ている側も励まされます。
そして、ラストは外国語と日本語で「困難を一緒に乗り越えよう!」という大きなメッセージを映し出し、動画は終わります。
心がジンと熱くなる、実にエモいテレ合奏動画でした。
松商吹部、ブラボー!
ということで、ぜひ松商学園高校吹奏楽部の動画をYouTubeでご覧ください。
皆さんの学校・楽団でも、テレ合奏や今までになかった新たな試みに積極的にチャレンジしてみてくださいね!