ライブ録音された鳥肌モノの名演奏!
いまの時期、吹奏楽コンクールに参加する学校・楽団の皆さんはきっと課題曲・自由曲の練習に燃えていることでしょう。
一般的には課題曲のほうが取り組みやすいものの、その名のとおり、練習すればするほど「課題」が出てくるものです。
そして、「いったいどういう演奏を目指すべきなのだろう」といった悩みや迷いが生まれてきます。
日本を代表するプロ吹奏楽団のひとつ、東京佼成ウインドオーケストラが今年2月17日に東京オペラシティコンサートホールで開催した「課題曲コンサート」のライブ録音盤であるアルバム『佼成ウインド 〜2022年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲』(日本コロムビア)はそんなときにぜひ聴いていただきたい1枚です。
東京佼成ウインドオーケストラの正指揮者である大井剛史さんは、例年の「課題曲コンサート」で「勉強ではなく、音楽として課題曲を聴いてほしい」とおっしゃっています。
そして、その言葉どおり、「課題曲コンサート」の演奏は「模範演奏」ではなく、表現豊かで、全5曲の魅力を素晴らしい技術で伝えてくれます。
オザワ部長も今年の「課題曲コンサート」を聴きにいき、「課題曲はこんなに素晴らしい音楽作品だったんだな!」と鳥肌が立ったのをよく覚えています。
まさにそのときの演奏を詰め込んだアルバム『佼成ウインド 〜2022年度 全日本吹奏楽コンクール課題曲』は、「コンクールで演奏する課題曲も、課題曲である以前に音楽である」というシンプルな前提を教えてくれることでしょう。
きっと皆さんの目指すべき演奏の指針にもなるはずです。
潔く課題曲5曲のみが収録されています!