ベルにストッキングで飛沫防止対策

いまだに新型コロナウイルスの対策として何が正しいのか、何がリスキーなのかが明確にならない状態ですが、それでも各地の吹奏楽部や楽団はそれぞれ対策を施しながら、前へ進んでいこうとしています。

愛知県の中部大学春日丘(はるひがおか)高校吹奏楽部は、当初3月に予定していた定期演奏会を延期し、8月8日に開催することとなりました。

選択したのは、感染症への配慮から「無観客」で、YouTubeでのライブ配信という方法です。

また、それだけではなく、部員同士の感染を防ぐため、奏者間の距離を広くとったり、演奏時にフェイスシールドを使用したり、なんと楽器のベルにストッキングをかぶせたりすることで飛沫の拡散を防止しています。

ストッキングをかけるのは、野球応援などでスーザフォンのベルに文字や絵柄を描いたベルカバーがかぶせられているのを彷彿とさせますね。

フェイスシールドに切り欠きを入れて演奏に使用。
ベルにストッキング!
ホルンの大きなベルもストッキングで包んだ上に右手を入れています。

現在でも演奏会の開催やイベントへの出演をためらったり、対策に悩んだりしている学校・楽団もあることと思います。

春日丘高校の試みも参考のひとつになることでしょう。

そして、ぜひコンサートをご覧いただきたいと思います! なんと3月の定期演奏会で卒部する予定だった昨年度3年生も出演するそうですよ!

春日丘高校からのPRをお読みください。

コロナの影響を受けて 3 月から延期、さらにコロナ感染拡大防止対策で無観客公演となってしまった定期演奏会。
しかしハルスイはコロナに負けません!

ハルスイコロナ対策”三種の神器”(ソーシャルディスタンス・フェイスシールド・マスク)をしっかり活用して、YouTube ライブを通して元気に音楽を生放送でお届けします。

~ こんなときだからこそ「心に音楽を!」 ~

…コロナ休校が開けた後も、コロナ対策として全員での合奏練習は実施していないハルスイ。
そんなハルスイが全員での練習ができないこの時期に徹底して取り組んだ個人練習とパート練習の成果を持ち寄り、リハーサルで初合奏、そしてすぐ本番!という文字通りの”一発勝負”に挑む今回のコンサート。
どのような演奏が飛び出るかスリルあり驚きあり!?

もちろん、ハルスイ名物全員がコスプレで登場する「第三部エンタメステージ」も健在。「あっ、あのキャラクターは!?」と、目でも楽しんでいただけます。

そして、もともと 3 月に予定していたこの定期演奏会で引退予定だった卒業生と現役全員が出演する今回のコンサートの終盤に用意されている、”諦めずにたどり着いた 4 ヶ月遅れの卒部式”は、きっと涙なしでは見られません。

ハルスイファンはもちろんのこと、吹奏楽ファン、そしてコロナに負けずに頑張る学生を応援してくださる皆さんにお楽しみいただけるよう、部員一同一生懸命準備していますので、ぜひご視聴ください!

ハルスイ公式YouTubeチャンネルでチャンネル登録・通知をオン、よろしくお願いいたします。

▼中部大学春日丘高校吹奏楽部公式YouTubeチャンネル▼