甲斐清和高校、日本航空高校などが参加
今年の元旦に発生し、大きな被害をもたらした能登半島地震。いまもまだ被害の全容は明らかになっておらず、被災した方たちは厳しい毎日を送っています。
この地震が吹奏楽部をはじめとした音楽活動にも多大なダメージを与えたことは言うまでもありません。
そんな中、吹奏楽指導等で有名な緒方まゆみ先生とクラリネット奏者・橋本雪子さんを発起人とする「音楽の花プロジェクト」の主催で「令和6年 能登半島地震 チャリティーコンサート in 山梨」が開催されることになりました。
目的は「被災地の音楽活動の再開」。
入場無料で開催され、当日会場にて募金活動が行われます。募金は全日本吹奏楽連盟を通じ、音楽活動の再開に必要な費用として被災地に送られるとのことです。
出演団体は、甲斐清和高校、日本航空高校、中央市立田富中学校、山梨大学、愉しい吹奏楽ほかが予定されています。
2月17日(土)13時30分より、甲斐清和高等学校 記念館ホールにて開演。
詳しくは記事冒頭の画像をご覧ください。
要項は以下のようになっています。
令和六年能登半島地震 チャリティーコンサートご参加のお願い
■名称 令和六年度能登半島地震チャリティーコンサート
~被災地の子どもたちの音楽活動再開を支援したい~
■主催 音楽の花プロジェクト実行委員会
発起人 緒形まゆみ 橋本雪子
■趣旨
今回の地震で被害を受けた多くの子どもたちに私たちは想いを寄せています。もちろん今は命を守る、生活を再建させるための取り組みが最優先です。
時が経ち教育活動が再開されたとき、音楽に関しても教材教具・楽器の復旧には相当数時間がかかると想像しています。
阪神淡路・東日本でも「音楽」は、困難の中に暮らす方々のお心に寄り添い、生きる希望となったことは記憶に新しいところです。
私たちは音楽をする者たちとして、音楽活動の再開に目的を絞り、微力ながらお役に立ちたいと今回のコンサートを企画いたしました。当日会場で頂戴いたしました義援金は、全日本吹奏楽連盟を通じ、被災地における音楽活動の復興に役立てていただく予定です。終演後の収支報告は本ブログ上でご報告させていただきます。
■ご参加のお願い
山梨県内の公立・私立の中高大の指導者の方々、地域の演奏団体の方々におかれましては、年度末学期、入試、新入生受け入れご準備等ご多忙の中と存じます。
上記趣旨にご賛同いただき、かつ、ご日程が可能であれば是非、一緒に被災地に音楽活動再開のための演奏会にご参加いただけないでしょうか。
今あるレパートリーの中から1曲でも2曲でも、被災地に思いを寄せて演奏していただければ幸いでございます。
ご参加をご検討の方々には、ボランティア演奏会であることをご理解いただき、互いに思いやりを持ち、力を合わせて成功できればと切に願っております。
1、入場 無料
※当日、募金箱によりお客様に募金活動を行います
2、義援金送金先
趣旨に賛同していただき集まった義援金は、全日本吹奏楽連盟を通じて被災地に寄付させていただきます。
3、内容
・吹奏楽・合唱・邦楽などジャンルを問わず、1団体15分(出入り込み)程度
これより短くでも歓迎いたします。
単独校 合同バンド アンサンブル など、形態は問いません。
4、参加団体打ち合わせ・・・2024年2月9日(金)19時~
※オンライン参加可能です
5、留意事項
・リハーサルはございません
・運搬経費、セッティングは恐れ入りますが各団体の裁量でお願いいたします。
・出演順は実行委員会に一任願います
6、共用楽器・機材
・ティンパニー4台・大太鼓・小太鼓・シロフォン・ビブラフォン
・グロッケン・ドラムセット・ハイハットシンバル
・電ドラム
※ピアノ・マリンバ・ハープは使用・持ち込みできません。
※キーボードご使用の場合はご一報ください。
オザワ部長もこのコンサートには賛同しますが、もちろん、被災地域での性急な音楽活動の再開を促すものではない(最適な時期に再開できるようになるための支援である)と理解しています。
なお、出演団体も募集中とのことです(2月2日〆切)。こちらについては下記ブログをご参照ください。