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コロナ禍に始まったソロコンテスト!
第4回全日本学生国際ソロコンクール(通称ASIS/アシス)の開催情報がようやく公開されました。
この大会はコロナ禍真っ最中の2021年に、目標となる大会などを失った学生たちのために始まったソロコンテストです。
オザワ部長も当初からアドバイザーとして、第2回からは審査員としても関わっています。
大会の開催には多くの苦労があり、最初のころはやはりコロナの影響が大きく、「本当に今年はできるのかな……」と不安だったこともあります。
ようやく学生の皆さんが日ごろの練習の成果を発揮する場として認知していただけるようになってきたのではないかと思います。
今年は会場選定に時間がかかり、発表が遅くなりました。
例年、旧東京音楽学校奏楽堂で開催してきましたが、今回は武蔵野音楽大学ブラームスホール(東京・練馬区)で行われることになりました。
オザワ部長にとっては自分が暮らす練馬区での開催ということで、非常に嬉しく、また、楽しみです。
武蔵野音楽大学の江古田キャンパスは池袋駅から西武池袋線で7分ほど。ほかに東京メトロ有楽町線・副都心線なども利用でき、アクセスも良い場所です。
個性的なメンバーが審査、各賞を用意!
審査にあたるのは、審査委員長のクルト・シュミット先生をはじめ、大久保茉美さん(オーボエ)、齊藤健太さん(サクソフォーン)、豊田実加さん(ホルン)、佐藤敬一朗さん(バス・トロンボーン)、高田亮さん(打楽器)。
参加は中学生・高校生・一般大学生・音楽大学生・専門学校生(それ以外で「私は参加できないの?」と思った方は下記公式サイトの「お問い合わせ」からご質問ください)です。
上位者への「グランプリ」「技術賞」「音楽賞」のほか、「東京新聞賞」「セイコーインスツル賞」、それぞれの審査員からの「審査員賞」が用意されています。
みなさんがこのコンクールを通じて多くの学びや発見があるように、そして、大きく成長できるように、全員で愛情を込めて審査したいと思います。
音源審査の〆切は2023年12月4日(月)。
そして、全国大会は2024年1月20日(土)になります。
詳しくは、下記の全日本学生国際ソロコンクール公式サイトよりご確認ください。
たくさんのご参加をお待ちしています!
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山奥育ちの少女が全国大会を目指す!
【『空とラッパと小倉トースト』あらすじ】
「うちの名前は美森! 美しか森から来よった美森ばい!」
とある事情で福岡県南部の山奥から愛知県名古屋市へひとりやってきた天涯孤独の少女・天川美森。
天才トランペット少年・安曇響と出会ったことをきっかけに、名門として知られる愛知名晋高校吹奏楽部に入部する。
「うち、入るったい! 吹奏楽部!」
個性的な仲間たちとともに部活に没頭する中で、ド素人だった美森はトランペットの才能に目覚め、やがて響のライバルへと成長していく。一方、美森の生い立ちを巡って、周囲の人々の人生が複雑に絡み合い——。
「うちにはもう、本当に本当に音楽しかなかけん」
最後の全国大会、自由曲《森の贈り物》のソロが会場に響き渡る。果たして、それを奏でたのは誰なのか……?
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